10月25日、長崎・諫早市の海で、カヤックに乗り釣りを楽しんでいた男性に、身も凍るような恐ろしい出来事が突然襲いかかりました。

岸から約20m離れた場所で、頭部につけたカメラで撮影をしながら釣りをしていた男性。

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撮影者「きょうは駄目な日でしたが、そういうこともあります、というかそういうことがほとんどだけど」

なかなか釣りもうまくいかず、そろそろ引きあげようとしたそのときでした。

視界の先に巨大な背びれが
視界の先に巨大な背びれが

撮影者「えっ!やっば!でっけ!え、まじで!?」

巨大なサメの魚影
巨大なサメの魚影

カヤックのすぐそばに、1匹の“サメ”が姿を現したのです。

カヤックを狙うかのように、周囲をグルグル回る
カヤックを狙うかのように、周囲をグルグル回る

撮影者「めっちゃでっかいサメが、グルグル回っている、カヤックの周りを」

カヤックを付け狙うように、グルグルと周囲を円を描きながら泳ぐサメ。

このとき男性は、「横から体当たりされたらすぐに転覆してしまう。サメに襲われる人は、こんな感じで襲われるんだ」と“命の危機”を感じたといいます。

必死にパドルをこいで逃げる撮影者
必死にパドルをこいで逃げる撮影者

男性は背後にサメの恐怖を感じながらも、必死にパドルをこいで、命からがらサメから逃げることができました。

人を襲うこともある「イタチザメ」の可能性も

撮影者の男性によると、3mのカヤックと同じぐらいの大きさだったという“サメ”。

映像を見た、アジア動物医療研究センターのパンク町田センター長も、カヤックを付け狙っていたのは「サメで間違いない」といいます。

パンク町田 センター長:
カヤックの周りをグルグル回るのは、カヤックが何なのか確認している。イタチザメの可能性も、捨てきれない。危険な可能性があるので、本当に要注意です。

人間を襲うこともある「イタチザメ」の可能性も。

撮影者:
ちょっと、しばらくカヤックは、やめようかなと思ってます。
また遭遇するかもしれないし、ドンって、気づく前に襲われたらもう終わりだし。ちょっと安全を考慮して、しばらくは…。
(めざまし8 10月13日放送)