人気ロックバンド「BUCK-TICK」のボーカル・櫻井敦司さん(57)が、10月19日に脳幹出血のため亡くなっていたことがわかりました。

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19日、横浜市で行われたライブ中に体調不良を訴え、病院に救急搬送。その日の夜に、息を引き取ったということです。

BUCK-TICKは5人組のロックバンドとして、1987年にメジャーデビュー。

80年代のロック界でカリスマ的な存在となり、その後のミュージシャンに大きな影響を与えました。

デビュー35年を迎え、36年目を歩き出した矢先でした。

ライブ中に突然の異変

57歳という若さで、突然この世を去った櫻井さん。

19日のライブで一体何があったのか。ライブに参加していた観客に話を聞くと、それは“突然の事だった”といいます。

19日のライブの観客:
3曲目が終わったところで、客席には背を向けた形で、スタッフ1人呼んで、そのスタッフの方と何かしゃべってる様子だったんですけど。
「あれ?何か起きたのかな」っていう感じでこうざわつき始めてっていうところで、あっちゃん(櫻井さん)の膝がガクガクしてるのが見えて、立てなくなってきたような様子が見えたんです。そしたら、もう1人スタッフの方が呼ばれて、最後は2人の方に両脇抱えられて、ステージをはけていったっていう感じでした。

この時、客席からは、「あっちゃん」などと心配する声が飛んだといいます。

19日のライブの観客:
私はあっちゃんの声が好きなので…。ここから先、新しいものが聞けないのかと思うと、耐えられないですね…。

受け止めるには急すぎる訃報。

綾小路翔 公式X(旧Twitter)より
「敢えて誤解を恐れずに言うならば、彼は最後までステージの上で生き続け、その死の直前までスポットライトを浴びた、真のロックヒーローだった」

BUCK-TICK HPより
「あまりにも突然の事にいまだ信じられない思いがいっぱいで気持ちが混乱しており、メンバースタッフ共に言葉に表すことができないほどの深い悲しみです」

(めざまし8 10月25日放送)