3日、アメリカ連邦議会の下院が、マッカーシー議長の解任動議を可決した。

アメリカはウクライナ支援で世界を主導してきたため、議会の混乱で予算案がまとまらなければ、武器供与などが止まりかねないという影響が出ている。

下院議長が“解任”

3日、アメリカの歴史で初めての事が起きた。

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ワシントンのアメリカ連邦議会の下院で、マッカーシー議長の解任動議を可決したのだ。共和党のマッカーシー氏は、同じ共和党のトランプ前大統領に近い議員たちの造反で、引きずりおろされた。

政府機関の閉鎖を回避する“つなぎ予算”で、民主党に譲歩したのが理由だ。

影響は、アメリカだけに留まらなかった。

アメリカは、ウクライナ支援で世界を主導してきた。議会の混乱で予算案がまとまらなければ、武器供与などが止まりかねないのだ。

EUの外相会談を欠席

一方、ヨーロッパでも不穏な動きがあった。

ウクライナの支援をめぐるEUの外相会談を、ポーランドとハンガリーが欠席した。

どちらも、穀物の輸出入でウクライナと亀裂が生じていた。

さらに、スロバキアでは、軍事支援の停止を訴えた野党が、選挙で第1党になった。

EUとアメリカの混乱は、ウクライナ情勢に影響を与えるのだろうか。
(「イット!」 10月4日放送より)

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