物流業界での人手不足が懸念される「2024年問題」への緊急対策として、政府が、いわゆる「置き配」にポイントを付与する実証事業を検討していることがわかった。

2024年4月からのトラック運転手の残業規制にともなう人手不足などに対応するため、岸田首相は、今週中に関係閣僚会議を開いて、「物流革新緊急パッケージ」を取りまとめる方針を表明している。

複数の政府関係者によると、運送業者の負担を減らすため、玄関前に荷物を置く「置き配」を選んだ利用者にポイントを付与する実証事業を行うことを検討しているという。
緊急パッケージには、「置き配」の実証事業のほか、11月と12月を荷主の不当な要求に関する「集中監視月間」とすることなどが盛り込まれる方向。
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