8月、長崎県の五島列島に住む「ゴトウタゴガエル」が、新種だということが発表された。

「ゴトウタゴガエル」は、見た目は本州や九州に生息する「タゴガエル」とそっくりだが、鳴き声に違いがあるという。

“固有の新種”であることを発表

長崎県の西に浮かぶ島々、五島列島。

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ここだけに住んでいるある生き物が、実は新種だったことがわかった。それは「ゴトウタゴガエル」だ。

五島列島の、さらにその一部にしか生息していない固有の新種であることが、8月に発表された。

本州から九州にかけて広く生息する、タゴガエルというカエルと比べても、見分けがつかない。

鳴き声は「ググーググー」と虫のよう

違いがわかるのは、鳴き声だ。

タゴガエルは「ワン、ワン」と犬のように鳴く。

一方、ゴトウタゴガエルは「ググー、ググー」と虫のような鳴き声だ。

繁殖の時期に入るのは、10月ごろから。

五島列島ではまもなく、メスを誘うカエルの歌が聞こえてくることになる。
(「イット!」 9月13日放送より)

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