パリ・オリンピックの出場権をかけたバレーボール日本代表の戦いが、まもなく幕を開ける。
代表選手たちの“もうひとつの顔”に注目する。

身長2メートル超えの髙橋健太郎選手。
代表トップクラスの高さを誇る彼の“もうひとつの顔”が、2人の娘を持つ子煩悩な父親で、去年、子育てのために代表を辞退したという“育休パパ”。
“ブロック番長”は「育休パパ」
夏休みに訪れた山形県の神社。
鳥居をくぐる際に髙橋選手に抱えられ一緒に一礼するのは、旅行先でも甘えん坊な3歳の長女。
そしてクリクリの目で、取材中のスタッフをメロメロにする1歳の次女。

髙橋家の2人姉妹。

パパは身長2メートル超え、驚異の高さを誇る髙橋健太郎選手。

主要国際大会で46年ぶりに銅メダルを獲得するなど、日本の快進撃を支えた髙橋選手のもうひとつの顔が「育休パパ」。

これまで遠征の多い代表でプレーを続けてきたが、2022年秋、2人目の女の子が誕生したのをきっかけに、「妻だけに子育てをさせることはできない」と、自ら代表を辞退。
“日本代表から離れ、育休に入る”ことを決断した。

髙橋健太郎選手:
いくらバレーボールの成績が出て、うれしいときでも、家族がいないと、それを報告できる人がいないと、「うれしい、よかった」って気持ちにはならないので

インスタグラムには、娘と自然の中で過ごす姿や海水浴に...ピザづくり体験など、子どもたちとの思い出があふれている。

選手としては、一度辞退した代表への返り咲きを諦めかけていたが、2023年5月、日本代表に復帰。
チームのため、そして家族のため、パリの大舞台を目指し世界の強豪に立ちはだかる。

髙橋健太郎選手:
妻のためにも、子どものためにも、やっぱりかっこいい父親でありたいですし、どれだけ自分が活躍できて、どれだけチームに対して貢献度高く行けるかっていうのが目標です
(「イット!」9月13日放送より)