山形・鶴岡市の加茂水産高校の2年生9人が9月11日、実習船「鳥海丸」で約2カ月間の航海実習に出発した。
航海距離は約1万km…意気込み語る
実習船「鳥海丸」の出港式は9月11日、在校生が見守る中、酒田港東ふ頭で行われた。

加茂水産高校の航海実習は毎年2年生を対象に行われていて、今回は海洋技術科の航海系と工学系の生徒9人が実習生として乗船する。乗組員や教官を含め計26人での航海への出港を前に、実習生代表の渡部茜来さんが意気込みを述べた。

実習生代表・渡部茜来さん:
自分から積極的に先生や船員に聞いて、一生懸命勉学に励みたい。また、これからの2カ月は大変なことが多いと思うが、仲間たちと良い思い出を作りたい

実習生(工学系)・太田きえさん:
普段見られないエンジンの動きや、ポンプの動きを見られるのが楽しみ
実習船「鳥海丸」は、日本海ではイカ釣りやカニかご漁、小笠原諸島の周辺ではマグロはえ縄漁を行うなどして航海の知識を深める。

帰港は11月5日の予定で、航海距離は約1万kmに及ぶという。
(さくらんぼテレビ)