8月20日に神奈川県で行われた、女子ゴルフの国内ツアー「CATレディース」で、通算13アンダーで並んだ西郷真央選手とのプレーオフを制し、初優勝を飾った蛭田みな美選手(26) 福島県鮫川村の自宅で、2016年のプロテスト合格から8年目での嬉しいタイトル獲得について語った。
長かった…悲願の初優勝
父親の宏さんから優勝ジャケットを着せてもらったプロゴルファーの蛭田みな美選手。プロ8年目でつかんだ勝利に笑顔がこぼれる。

「長かったなと自分でも思います。支えて下さったスポンサーの皆さんとか、地域の皆さんのおかげで続けられることができた。本当に感謝しています」

親子二人三脚で
3歳からゴルフを始めた蛭田選手。倉庫を改造した練習場や、庭に整備したバンカーで、父親の宏さんから指導を受けてきた。

大会でもキャディーとして蛭田選手を支えた宏さん。親子二人三脚でもぎ取った勝利だ。父・宏さんは「うれしいですよね、やっぱりね。藤田さいきプロがハグして泣いている姿を見て、僕も一緒にもらい泣きしちゃった」と喜びを語る。

瞬発力を強化 飛距離が伸びる
蛭田選手は2022年12月からサッカー・いわきFCの穂苅敦トレーナーと契約し、瞬発力を強化。ドライバーの飛距離が、昨シーズンより15ヤードほど伸びたことも、良い結果につながったという。

蛭田みな美選手は「ショット自体は今シーズンかなり良い状態だったので、パターが入ってくれるかくれないかの差だった。今シーズンまだ続くので二勝目を目指して頑張っていきたい」と語った。
(福島テレビ)