93人の死者が確認されているアメリカ・ハワイ州のマウイ島の山火事で、海に飛び込み救助された人が、間一髪で避難した様子を話した。

8日、波風が強い中で火の粉が迫り、逃げ場を失った住民たちが海に飛び込み、救助を待っている様子が撮影されていた。

オレンジ色の浮いたものに、集まっている人の姿も確認できる。

撮影した人は「火の手がどちらからも迫っていて、海に飛び込むしかなかった」と話していて、約20人の住民が消防士に救助されたという。
撮影した人は、目や手足などをやけどし、治療を受けている。

ハワイ州当局はこの山火事で、93人の死者を確認しているが、まだ1000人の安否確認ができておらず、更に増える可能性がある。

一方、被災から6日目を迎え、車や家屋を失った住民などに支援の輪が広がっている。

避難所では、病院やショッピングセンターなどに向かう無料のシャトルバスの運行が始まった。午前8時~午後8時まで運行しているという。
(「Live News days」8月14日放送より)
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