このお盆休みには台風7号が本州に直撃するかもしれない。JR東海は、8月13日から16日の間に東海道新幹線の計画運休や運転見合わせの可能性があると発表した。
「台風7号」強い勢力で本州を直撃か…
傘を打ち付ける強い風と大粒の雨。 徳島市では10日午前、台風6号の影響で断続的に強い雨が降った。
10日、宮崎・高知・大分・愛媛では線状降水帯が発生。 宮崎県では土砂が崩れて、国道が通行止めとなった。

佐賀では、強い風で街路樹が歩道をふさぐように倒れたほか、強風にあおられ自転車に乗った女性が転倒して軽いケガをした。
台風6号はすでに朝鮮半島へ進んだが、8日に発生した台風7号が13日から14日にかけて、強い勢力で関東から東海に上陸するおそれがある。

JR東海によると、台風の進路次第ではお盆休みと重なる13日から16日までの間に東海道新幹線が計画運休や運転見合わせとなる可能性があるということだ。

リゾート地のホテルでキャンセル相次ぐ
リゾート地として知られる和歌山の那智勝浦町に夏のにぎわいは見られなくなっていた。台風の接近に警戒が広がる中、ホテルではキャンセルが相次いでいた。

ホテル浦島取締役 石垣俊光さん:
この夏の一番の稼ぎ時に(台風が)2つも続けてきているので残念です。今回はややこしい台風ですので、この先7号がどうなるかというのが、かなり心配です

今後の台風7号の進路次第ではお盆休みのスケジュールに影響がありそうだ。今後の台風情報についてもしっかり確認が必要となりそうだ。
(関西テレビ「newsランナー」8月10日放送)