関東大震災から9月1日で100年となるのを前に、岸田首相と東京都の小池知事が8日、首都直下地震など意見交換した。

小池知事は、8日午後に首相官邸を訪れ、岸田首相と首都直下地震など災害対策について意見を交わした。

会談後、小池知事は記者団に対し、「東京をいかにして大地震から、首都直下地震から守っていくか。ハード面の今の進捗状況について、お伝えした」などと説明した。

また、小池知事は、財源が足りない自治体に対し、国が地方交付税を配分している制度を巡り、「措置をした後、逆に東京都はへこんでしまう。『逆偏在』がある」と岸田首相に指摘したことを明かした。