軍によるクーデターで大統領が拘束され、外務省が渡航中止勧告を出した、西アフリカ・ニジェールの首都ニアメーから、在留日本人2人と外国籍の家族1人が退避した。
松野官房長官が会見で明らかにしたもので、フランス政府が手配した航空機により、ニジェールからパリに退避した。

1日時点で、ニジェールには約10人の日本人がいまだ滞在しているものの、全ての在留邦人とは連絡が取れていて、安全確保のための必要な支援を行っていることも明らかにした。

首都ニアメーに対して、日本政府は危険レベルを4段階で2番目に高い「渡航中止勧告」に引き上げている。
外務省として、ニジェールを管轄する在コートジボワール大使館と、在フランス大使館を中心に関係国と連携して「日本人の安全確保に全力を尽くしている」と述べた。
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