アルツハイマー病の新薬について、厚生労働省は今月行われる専門部会で承認するかどうかを判断することが分かった。

製薬大手「エーザイ」とアメリカの企業が共同開発した治療薬「レカネマブ」は、脳内に蓄積しアルツハイマー病を引き起こすとみられる物質を除去することで、進行を抑制する効果があるとされ、アメリカでは先月正式に承認されている。

エーザイは1月、日本での承認を求め申請しているが、関係者への取材で、今月21日に開かれる厚労省の専門部会で承認するかどうかを判断することが分かった。
承認されれば、治療薬が初めて国内で製造・販売できるようになる。