厚生労働省が、青森県内の山中での野生の大麻の除去活動の様子を公開した。

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青森県内の山中。

鎌を持って分け入る、厚生労働省や県の職員たち。

大量に生えている大麻
大量に生えている大麻

リポート:
今、自生している大麻が、大量に生えている場所を発見しました。

野生の大麻の除去活動。無断で山に入り、大麻を手に入れようとする者がいるため、あらかじめ刈り取るという活動だ。

60年以上前から行われてきたもので、28日、厚労省が初めてその様子を公開した。

野生の大麻と栽培された大麻の比較
野生の大麻と栽培された大麻の比較

野生の大麻は違法に栽培されるものと違い、人の背丈をはるかに超えている。

青森県内にはこうした大麻の群生地が、1000カ所もあるというが、普段は滅多に目にすることはない。

薬物乱用防止活動のきっかけに

今回、なぜ、あえて公開したのだろうか。

厚生労働省・麻薬対策課 課長補佐:
大麻草が日本でも自生しているという事実を知ってほしい。薬物乱用防止活動に目を向けるきっかけになれば。

野生の大麻を見つけてしまった場合、厚生局や各都道府県に連絡してほしいということだ。

(「イット!」 7月28日放送より)

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