ユラユラと水の中をただようクラゲ。
この記事の画像(11枚)その裏側に、透明な生き物がしがみついている。平べったいクモのように見えるが、エビの仲間「オオバウチワエビ」の赤ちゃんだ。
“エグい”エビの赤ちゃん
「オオバウチワエビ」の赤ちゃんは、5月に和歌山県の水族館で生まれた。
体長は約4センチ。
クラゲに乗って移動することから「ジェリーフィッシュ・ライダー」とも呼ばれている。
実はこのエビの赤ちゃんは、ただクラゲに乗っているだけではない。
赤ちゃんの主なエサは、クラゲなどのゼラチン質プランクトン。つまり、乗っているクラゲを食べているのだ。
成長すると「うちわ」のような姿になり、海の底で貝などを食べるようになる。
ふ化から約3カ月で成長してしまうため、クラゲに乗る姿を見られるのはあとわずかだという。
(「イット!」7月27日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(11枚)