ジョーカーに扮した男が、電車内で火をつけるなどした事件で、被告の男は裁判で「死刑になりたくて、人を殺さないといけないと思った」と述べた。

服部恭太被告(26)は2021年、東京の京王線の電車内で火をつけて、乗客12人を殺害しようとした罪などに問われている。

服部被告は被告人質問で「死刑になりたくて、人を殺さないといけないと思った」と動機を明かした。

また、小田急線の電車内で乗客が刺された事件を知り、「電車であれば逃げ場がなく、より多くの人を殺せるのではないかと思った」と述べた。

映画の悪役・ジョーカーに扮したことについては、「なりきろうという気持ちだった。人を傷つけることを何とも思っていない、その気持ちを持たないと殺人を犯せないと思った」と語った。
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