秋田市の洋上風力発電施設で、急病人を救助する訓練が行われた。

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「ガイド下ろせー!」

ヘリを使った救助訓練。

訓練が行われた場所は、風車。

先週、秋田市の沖にある洋上風力発電施設で、急病人を救助する訓練が行われた。

現場は、港から4kmほど離れた海の上。大きな風車が回っているため、手順が重要だ。

まず、海上保安官がヘリから船に降りた。

海上保安官がはしごで上へ向かう
海上保安官がはしごで上へ向かう

海上保安官が風車へ近づき、はしごで上へ。

海上保安官が救助者を担架に乗せる
海上保安官が救助者を担架に乗せる

海上保安官が救助者を担架に乗せた。

「これより、つり下ろしを開始する」

「下ろせー、下ろせー」

海上保安部など約40人が参加

救助者を船に下ろした後、ヘリコプターがつり上げた。

訓練には、海上保安部や消防本部、発電施設の作業員など約40人が参加した。

洋上風力発電施設での訓練の様子
洋上風力発電施設での訓練の様子

今後も訓練を重ねて、不測の事態に備えるとしている。

(「イット!」 7月12日放送より)