全国の56地点で35℃以上の猛暑日となり、7月11日も厳しい暑さに見舞われた、日本。

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岐阜・各務原市の小学校では、熱中症とみられる症状で児童19人が病院に搬送された。

学校創立の記念写真を運動場で撮影後、26人の児童が頭痛などの熱中症とみられる症状を訴え、うち19人が病院に搬送された。命に別条はないという。

「ゴクゴクゴク」給水タイムを設ける小学校も

熱中症警戒アラートは、2023年で最も多い1都19県で出され、全国的に警戒が高まっている。

アラート対象となった、長崎市の11日の最高気温は31.6℃。市内の小学校で行われていた、熱中症対策の取り組みがこちら。

教員:
はい5分休憩!お茶タイム!

休憩時間に水分補給を促す、給水タイムだ。

児童:
暑いです!

Q.どのくらい暑いですか?
児童:
100倍暑いです!

Q.そんなときはどうしますか?
児童:
お茶をゴクゴクゴクって飲んで…。

この小学校では、環境省の「暑さ指数」に応じて「外遊び」などを取りやめる対策もとられていた。

シニアたちも飲み物で熱中症対策

一方、東北地方で2023年初めて、熱中症警戒アラートが出された岩手県。

県内で最も気温が上昇したのは、釜石市で猛暑日に迫る34.8℃を観測した。

気温30℃を超える中で、グラウンドゴルフを楽しんでいたのは福島・郡山市のシニアたち。帽子に長袖で日焼け対策しつつ、飲み物をゴクリ。ここでも命を守る、熱中症対策だ。

危険な暑さは12日も続く見込みで、猛暑の地域では厳重な警戒が必要だ。

(「イット!」7月11日放送より)