国民民主党の玉木代表は11日、代表選が9月前半に行われるとの見通しを明らかにし、具体的な日程は「内閣改造などにダブらないように配慮しつつ決まってくる」と述べた。

代表任期が9月末までとなっている玉木氏は、記者会見で「9月前半に代表選をやることになる」と述べた。同党の代表選は、結党した2020年以来、2度目となる。

具体的な日程について玉木氏は、「9月前半と言われている内閣改造などにダブらないように配慮しつつ決まってくることになると思う」と述べ、岸田首相がいつ内閣改造・党役員人事を行うか見極めることになるとの認識を示した。

また、自身が代表選に立候補するかは、「具体的な期日が決まった後に表明したい」と明言を避けつつ、3年前に代表の座を争った伊藤孝恵参院議員が、代表選を通じて知名度を上げたとして、「次世代を担う若い政治家が出てきて戦うことには意味がある」と語った。

一方で、「内閣改造の直後に、岸田内閣の支持率が上がった場合には、解散総選挙を打ってくる可能性がある」として「準備に支障がある形は避けたい」とも述べた。

政治部
政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。