アメリカの研究機関が10日、ウクライナ軍が6月上旬からの反転攻勢で、ロシアから約253平方キロの領土を奪還したとの分析を発表した。
「戦争研究所」は独自の分析を発表し、6月4日に始まったウクライナ軍の反転攻勢で、約253平方キロの領土を奪還し、ロシア軍が今年1月以降に占領した領土とほぼ同じ面積を、「5週間ほどで解放した」と明らかにした。
またロシア側が占領した東部の要衝バフムトについて、ウクライナ軍の反転攻勢が成功し、「バフムトにおけるロシアの支配を脅かす可能性がある」とした上で、ロシア軍を包囲する動きを見せていると分析した。