観光客で賑わう東京・浅草の浅草寺で、本堂の天井に描かれた絵の一部が剥がれ落ちていたことがわかった。

(7月8日)
(7月8日)
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浅草寺によると7月8日昼ごろ、本堂の天井に描かれた「龍之図」の一部が突然、剥がれ落ちたというが、けが人はいなかった。

「やっぱり観光客が多いので修復する時間もないのかもしれないし、ちょっと残念だなと思います」
「やっぱり観光客が多いので修復する時間もないのかもしれないし、ちょっと残念だなと思います」
(7月9日午前11時過ぎ)
(7月9日午前11時過ぎ)

観光客(50代):
歴史があるからこそ維持とかが大変だろうけど、やっぱり観光客が多いので修復する時間もないのかもしれないし、ちょっと残念だなと思います。

近代日本画の巨匠・川端龍子によって描かれた
近代日本画の巨匠・川端龍子によって描かれた

天井の絵は縦6.4m、横4.9mで、1958年に本堂が再建された際に近代日本画の巨匠・川端龍子によって描かれたもので、劣化が進んでいたため修復される予定だったということだ。

(「イット!」7月9日放送)

イット!
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社会部
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