立憲民主党の泉代表は8日、安倍元首相の一周忌の法要に参列した上で、記者団の取材に「ウィットの効いた言い回しで、周りを笑顔にさせる方だった」と故人をしのんだ。
東京都内で行われた法要に参列した泉氏は、党本部で記者団の取材に応じ、安倍氏について「政策的に対決をした場面もあったが、思い出せば、笑顔で多くの議員に接する姿、ウィットの効いた物の言い回し、周りを笑顔にさせる、そういう雰囲気を常に持っていた方だった」と一言ずつ、思い出を噛みしめるように振り返った。
また、「戦う相手ではあったが、大政治家だった。大きな足跡を残した」と業績をたたえつつ、「ロシア外交」「拉致問題」「旧統一教会の問題」などを挙げて、安倍氏の「爪痕、傷痕」と指摘した。