岸田首相は、8日、東京都内で執り行われた安倍元首相の一周忌の法要後、昼食会にあたる「直会(なおらい)」で、「あなたから受け継いだバトンを次の世代へと引き継いでいくことを誓う」と語った。
出席者がFNNの取材に明かした。
安倍氏の一周忌の法要は港区・芝の増上寺で営まれた。
岸田首相は、法要に参列後、近隣のホテルで開かれた直会で、あいさつをした。
出席者によると、岸田首相は、安倍氏について、「当選同期として、時には愚痴を言い合いつつ、連帯感で結ばれた仲間だった」と述べた。
そして、「2012年に2度目の首相にチャレンジした時の凜とした姿は、今も目に焼きついており、『次の時代の子どもたちが、誇りと希望を感じられる日本にしなければならない』と語った言葉に深く感銘を受けた」などと思い出を振り返った。
その上で、「あなたから受け継いだバトンを次の世代へと引き継いでいくことを誓う」と語った。