梅雨のない北海道とも言われてきたが、最近はジメジメする日も多い。熱中症予防のために、室内の風通しを良くしたいが、雨の日はどうしたら良いのか?
皆さんは、窓は開ける?閉める?
蒸し暑い…窓開けるのは〇?×?

雨が降ると、室内にも湿気がこもりがちだ。
室内の湿度が60%以上だと暑苦しくて不快に感じ、80%以上だとカビの繁殖が促されてしまう。

つい窓を開けたくなるが、雨の日の屋外は湿度が90%~100%のため、窓を開けると、室内の湿度がさらに上がってしまうのだ。
大切なのは"空気を動かす"

北国の住環境に詳しい札幌市立大学の齊藤雅也先生によると、雨の日は窓は閉めたほうが良いそうだ。

ただし、室内の「空気を動かす」ことが必要で、扇風機やサーキュレーターで室内に風を送って対流を作ると、カビにとっては台風並みの暴風に相当し、繁殖を続けることができない。
本来、梅雨がないと言われる北海道だが、近年は、昔に比べて雨の日が多くなっている。
慣れない「夏の雨の日」対策として、参考にしてほしい。
(北海道文化放送)