大阪・摂津市で、交際相手の息子(当時3)に熱湯を浴びせて殺害した罪に問われている男の裁判で、検察側は懲役18年を求刑した。

松原拓海被告(25)は2021年、摂津市のマンションの浴室で、交際相手の長男・新村桜利斗(おりと)ちゃん(当時3)に高温のシャワーを浴びせ、殺害した罪などに問われている。

これまでの裁判で松原被告は「熱湯を浴びせた事実はありません」と否認している。

きょう4日の裁判で検察側は「被告は熱湯をかなり執拗にかけつづけ、やけどの手当をせずに相当時間放置した」と指摘。

「危険極まりない虐待の方法をあえて選択していて、類を見ない悪質な犯行で殺意があった」として、懲役18年を求刑した。

一方で弁護側は、「わざと湯をかけた事実は認められず、傷害致死罪に留まる」と主張した。
(「Live News days」7月4日放送より)
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