ロシアで武装反乱を起こした、民間軍事会社「ワグネル」が戦闘員の募集を停止した。

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「ワグネル」は7月2日、SNSで、戦闘員の募集を1カ月停止すると発表した。軍事作戦への参加の一時中止と、ベラルーシへの移転を理由にしている。

「ワグネル」のトップ・プリゴジン氏は、反乱後ベラルーシに行ったとされ、首都ミンスクの近くで宿営地の建設が進められているという情報もある。

一方、ウクライナのマリャル国防次官は、対ロシアの反転攻勢について、「至るところで激しい戦闘が起きている」とした上で、要衝バフムトの南側でウクライナ軍が部分的な成果を上げていると強調した。

これまでロシア軍の中で、重要な役割を果たしてきたワグネルが離脱することで、戦況への影響が注目される。

(「Live News days」7月3日放送)