22日、神戸市西区で6歳の男の子の遺体が見つかり、男の子の祖母を監禁した疑いで母親ら家族4人が逮捕された。
男の子たちが住んでいた神戸市西区にある住宅はブルーシートに覆われていて、23日午前9時半ごろから警察による家宅捜索が続けられている。
22日午後6時すぎ、神戸市西区の草むらで穂坂修（なお）ちゃん（6）の遺体が見つかった。
警察によると修ちゃんの遺体に外傷はなかったということで、23日、司法解剖を行い死因の特定を急ぐとともに死体遺棄事件も視野に調べている。
また警察は、修ちゃんの祖母（57）を自宅に監禁し、鉄パイプのようなもので複数回殴ってけがをさせた疑いで、修ちゃんの母親の穂坂沙喜容疑者（34）、弟の大地容疑者（32）らきょうだい4人を逮捕した。
近所に住む人や、修ちゃんと同じ保育園通う人に話を聞いたところ、「仲の良い親子に見えた」という声もある一方で、「怒鳴る声がしていた」といった話もあった。
近隣住民：
(大地容疑者が来てから)保育園所も一切行かないようになった。(大地容疑者は)命令口調、なんでも俺の言うこと聞かれへんのかみたいな。夜中も大きい声出して、トントントントンたたいて、鉄パイプでたたいていた音かな
警察は4人の認否を明らかにしていないが、修ちゃんの死亡にも関与しているとみて捜査している。
