高額な「ポケモンカード」を巡って詐欺の罪などに問われている男が初公判で起訴内容を認めた。また、男は取材に対して被害者への謝罪を口にした。
ポケモンカード詐欺 1枚100万円するカードも
神奈川県川崎市の会社員・千島和也被告(24)はおととし、ツイッターに高額なポケモンカードを安く販売する投稿をし、違うカードを送って代金10万円をだまし取った罪などに問われている。

警察によると、千島被告は1枚100万円以上するカードを送ると偽り、同じ名前で時価数千円程度の別のカードを送っていたということだ。
21日、京都地方裁判所で開かれた初公判で千島被告は起訴内容を認めた。

検察は「SNSで同様の手口を発見して犯行に及ぶようになった」
検察は冒頭陳述で、「ポケモンカードの収集を趣味にしていたが金銭に窮していた。SNSで同様の手口を発見して犯行に及ぶようになった」と述べた。
初公判の後、関西テレビの取材に対し千島被告は…

千島和也被告(24):
Q.被害者の方にコメントいただけませんか?
申し訳ない気持ちはあるんですけど…
こう話した上で、弁護士さんを通してくださいと繰り返していた。 次の公判は8月18日に開かれる予定だ。

(関西テレビ「newsランナー」6月21日放送)