机の上にズラリと並ぶのは…、金色に光り輝く金の延べ板29キロと、プラチナの延べ板1キロ。

ま、まぶしい…机に並ぶ金の延べ板。右上にはプラチナの延べ板も
ま、まぶしい…机に並ぶ金の延べ板。右上にはプラチナの延べ板も
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その価値はなんと、合わせて2億8000万円相当に上る。

併せて約30キロ、2億8000万円相当に上る
併せて約30キロ、2億8000万円相当に上る

この延べ板全てを寄贈したのが、大阪・箕面市の中嶋夏男さん(87)だ。

(大阪・箕面市役所 20日午後)
(大阪・箕面市役所 20日午後)

箕面市役所では20日午後3時ごろ、中嶋さんに感謝状が贈られた。

(大阪・箕面市役所 20日午後)
(大阪・箕面市役所 20日午後)

箕面市・上島一彦 市長:
感謝状、中嶋夏男様。このたび貴台より、本市への支援のためご寄付賜りましたことは、誠に感謝に堪えません。ありがとうございます。

延べ板を集めた時の価格について、「安い時は1キロ95万円くらいかな」と、しっかりとした口調で中嶋さんが話す。

延べ板を購入した際には「安い時は1キロ95万円くらい」だったというが…
延べ板を購入した際には「安い時は1キロ95万円くらい」だったというが…

延べ板を寄贈した 中嶋夏男さん:
40~50年くらい前に買ったのが、いま10倍くらいになっている。

中嶋さん経営の料理店
中嶋さん経営の料理店

中嶋さんは、箕面市で30年以上料理店の経営するなどして財産を築いたという。

寄贈の理由は「商いをさせてもらった恩返し」
寄贈の理由は「商いをさせてもらった恩返し」

市に寄贈した理由について、中嶋さんは「箕面で商いをさせて貰って。それの恩返しとして、箕面市に寄贈したいなと」と明かした。

上島市長はその使い道について「市民の命を守るということで、救急車両や資機材の充実・向上、そして箕面市の将来の発展のため、例えば観光振興やそういった方面で役立てていきたい」と話した。

笑顔を見せる中嶋さんと、箕面市の上島市長
笑顔を見せる中嶋さんと、箕面市の上島市長

市は今後、寄贈された延べ板を換金し、市の財源として活用したいとしている。

なんと寺にも2億円の寄付をしていた
なんと寺にも2億円の寄付をしていた

中嶋さんは市に行った寄贈のほかにも、箕面市内の寺にも2億円の寄付をしているということだ。

(「イット!」6月20日放送より)

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