福岡市西区の海水浴場に、巨大なクロマグロが打ち上げられた。

打ち上げられたクロマグロ
打ち上げられたクロマグロ
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人の背丈ほどもある大きな魚が、波打ち際に打ち上げられた。

海のダイヤと呼ばれる、クロマグロだ。

(視聴者撮影)
(視聴者撮影)

場所は、福岡市西区にある海水浴場。10日の早朝、地元の人が、まだ生きた状態で見つけたという。

(視聴者撮影)
(視聴者撮影)

クロマグロを見つけた人:
何か打ち上がっているような影が見えた。信じられない。こんなに大きい魚は初めて見た。

見つかったクロマグロは、全長約1.5m、重さは約150kgあったということだ。

太平洋や東シナ海などに生息しているクロマグロ
太平洋や東シナ海などに生息しているクロマグロ

専門家によると、クロマグロは太平洋や東シナ海などに生息している。

太平洋や東シナ海に生息するクロマグロは産卵期の夏に向けて日本海に移動してくることはあるという
太平洋や東シナ海に生息するクロマグロは産卵期の夏に向けて日本海に移動してくることはあるという

クロマグロは産卵するため、夏にかけて日本海にやってくることはあるが、博多湾で発見されるのは、とても珍しいという。

養殖のマグロが逃げ出したか

一体、なぜ、博多湾で発見されたのだろうか。

(視聴者撮影)
(視聴者撮影)

近畿大学 水産研究所・升間主計所長:
壱岐や対馬でクロマグロの養殖をやっている。いけすの中のマグロが網を破って逃げ、海水浴場に打ち上げられたと思う。

その後、クロマグロは、福岡市の漁港に運ばれたということだ。

(「イット!」 6月13日放送より)

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