リクルートは、大学生向けの就職活動に関するオンラインセミナーで、学生を装って社員が質問する「サクラ」行為をしていたことを明らかにした。

このオンラインセミナーは、就職活動の動向やエントリーシートの書き方などを伝えるもので、学生の参加は無料だという。

このなかで、リクルートの社員が学生を装って「インターンシップは 何社くらい受けたらいいのか」「イベントに私服で参加しても良いか」などと質問していた。

また、社員が学生のフリをする行為を社内で「サクラ」と呼ぶなど、20件以上のセミナーで行われていたことを認めている。

リクルートは、学生の参加を促しセミナーを活性化させることが目的だったとし、学生を装って質問を投げかけたり、サクラと表現したりしたことについて「学生や大学に不誠実で不適切だった」としている。
(「Live News days」6月5日放送より)