天皇皇后両陛下は2日間の岩手県への訪問を終え、帰京された。


6月4日午後6時半前、両陛下は空港に集まった人たちに手を振り、岩手を後にされた。

両陛下は3日、即位後初めて東日本大震災の被災地に入り、陸前高田市で犠牲者を追悼された。


また、「奇跡の一本松」を見上げ、「この高さまで津波が来たのですか」と津波の脅威を実感された。


4日は大船渡市の復興商店街を訪れ、店を再建した人たちと交流した後、「全国植樹祭」の式典に出席された。


式典会場での出席は4年ぶりで、両陛下は地元にゆかりの苗木を植え、「活動は楽しいですか」などと小学生に声をかけられた。


行く先々で交流を深め、両陛下は2日間の日程を終えられた。