泥酔して寝込んだ人を「マグロ」と呼び、盗まれたクレジットカードでアクセサリーなどを購入した疑いで、暴力団幹部の男ら4人が逮捕されました。
指定暴力団山口組系幹部の新海善文容疑者(56)ら4人は2024年6月、不正に入手した他人のクレジットカードを使って店を騙し、ネックレスなど4点184万円相当を購入した疑いが持たれています。
新海容疑者は寝込んでいた被害者を「マグロ」、被害者から金品などを盗むスリ集団の実行役を「マグロ漁師」などと呼び、盗まれたものを買い取るグループの指示役だということです。
新海容疑者は調べに対し黙秘しています。
これまでの捜査で、実行役の男らの関係先から約450人分のクレジットカードなどが押収されていました。