浜田防衛相は4日、訪問先のシンガポールでウクライナのレズニコフ国防相と会談し、支援を続ける方針を伝えた。
日本とウクライナの防衛相会談は、日本時間午前10時40分頃から始まった。
浜田防衛相は、ロシアのウクライナ侵攻を「力による一方的な現状変更は断じて許されない」と改めて非難し、「今日のウクライナは、明日の東アジアかもしれないとの強い危機感の下、国際社会と結束して断固たる決意で対応している」と述べた。
さらに浜田防衛相は、装備品の提供や人道物資の輸送など、自衛隊が行ってきたウクライナ支援に触れた上で、「我が国はこれからも共にある」と述べ、支援を継続する方針を伝えた。

これに先立ち浜田防衛相は、オーストラリアのマールズ国防相とも会談し、両国は、防衛科学技術に関する取り決めに署名した。
浜田防衛相は、「まさに日豪防衛協力の深化を示すものだ。取り決めにより、最新技術に関する具体的な協力を推進していきたい」と述べた。