韓国の情報機関は北朝鮮がきのう衛星と称する事実上のミサイル発射に失敗したことについて準備期間を短縮したことなどが原因との分析を明らかにしました。一方、朝鮮中央通信は、けさ、ミサイル発射の様子を伝える画像を公開しました。
報告を受けた韓国の国会議員によりますと国家情報院は韓国が先週、ロケットの発射に成功したことを受け北朝鮮が発射準備期間を大幅に短縮し新たな発射場も完成しないまま急いで打ち上げに踏み切ったことが失敗の一因だと指摘しました。
この記事の画像(2枚)またミサイルの経路を無理に変更させたことで技術的な問題が生じた可能性があるとしています。
さらに、打ち上げには金正恩総書記も立ち会ったと推定した上で今回明らかになった「ミサイルエンジンの欠陥がわずかであれば早期に2回目の打ち上げを行う可能性も排除できない」と分析しています。