愛知県江南市の「曼陀羅寺(まんだらじ)」は、寺の名前の由来となった曼荼羅だけでなく、藤や青空市でも有名な、東海地方屈指の古刹だ。

約700年前に後醍醐天皇の命で建立

江南市の曼陀羅寺。

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別名「藤寺」と呼ばれている。

ゴールデンウイークあたりには多くの人が藤を見ようと訪れる。

曼陀羅寺は後醍醐天皇の命により1329年に建てられ、元々は円福寺(えんぷくじ)と呼ばれていたという。

寺の名前が変わるきっかけとなったのが曼荼羅。曼陀羅堂の厨子の中にある。

貫主の河合芳泉さん:
1462年にここ(曼陀羅寺)にもたらされた

極楽浄土へ行く13の方法が描かれた「絹本著色浄土変相当麻曼陀羅図」だ。

曼陀羅寺には、ほかにも名物がある。「まんだら青空市」だ。

「曼陀羅寺公園」の大型バス駐車場で毎週土曜日に行われている。

30年以上前から続いていて、新鮮な野菜を求めて多くの人が訪れる。

(東海テレビ・2023年3月7日放送)

東海テレビ
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