山形・長井市では行者ニンニクとニラを交配させた特産の野菜「行者菜」の収穫時期を迎え、生産している農家では連日、朝から作業に追われている。おひたしや炒め物、ギョーザなどスタミナがつくおいしい料理が作れる人気の野菜を取材した。

人気の「行者菜」収穫開始

行者菜は行者ニンニクとニラを交配させた野菜で、ニラ特有の香りがあり、スタミナがつくと人気がある。長井市では市内約40軒の農家が生産者グループを作り栽培していて、雪が少なかった2023年は例年より1週間ほど早い4月下旬から収穫が始まった。

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長井市時庭の遠藤孝志さんは、24日朝も長さ40cmほどに成長した行者菜を手際よく刈り取っていった。

遠藤孝志さん:
早い時期は葉が柔らかく、おひたしや炒め物が良い。7~8月になると、やや葉が硬くなる。ギョーザなどおいしく料理して楽しんでほしい

行者菜は長井市内の産直施設や道の駅などで販売されている。生産者グループは9月までの収穫期間中に2022年より5トン多い、25トンの出荷を見込んでいる。

(さくらんぼテレビ)

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