イタリア・ローマの観光名所であるトレビの泉が、過激な環境活動家たちによって汚される事態となった。

イタリア・ローマの観光名所・トレビの泉が、過激な環境活動家に狙われた。活動家の周りで、透明な水が真っ黒に染まっていく。活動家たちが、炭が入った液体を泉にまいたのだ。

黒くなった泉の中で、横断幕を掲げる活動家に対し、見ていた人たちからは…。

「Boooooooooooo」と、大きなブーイングが起きた。

警察が活動家たちを排除すると、拍手や歓声もあがった。

活動家たちの目的は、何だったのだろうか。
「洪水の遠因は政府の補助金」と主張
活動家たちの目的は、政府への抗議だ。

イタリア北部で発生した洪水で、これまでに14人が死亡。数日経っても、水は引いていない。

救助隊は胸まで水に浸かりながら、取り残された人の救助を続けている。

活動家たちは、この洪水が起きたのは、気候変動が原因と主張。政府の化石燃料への補助金に抗議していたのだ。

環境保護を訴えるため、トレビの泉を汚したのだ。
(「イット!」5月22日放送より)
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