睡眠薬を使って言いがかりを付け、男女からあわせて1000万円をだまし取った疑いなどで男5人が逮捕された。
“言いがかり”で100万円を奪ったその手口は「時計を預かって欲しい」
犯行途中の男らとみられる姿が防犯カメラに残されていた。
去年10月、大阪・キタの繁華街で足元がおぼつかない様子の男性とそれを取り囲むように歩く複数の男ら。
詐欺などの疑いで逮捕された中村一気容疑者（27）ら男5人は大阪市中央区のビルの一室で宗教の勧誘で知り合った男性（50代）から現金100万円を騙し取った疑いがもたれている。
その手口とは… 「時計が邪魔になるので預かっていてほしい」 の一言。
中村容疑者はその場で腕相撲すると言い、腕時計が邪魔になるから…と50代男性に時計を預けた。しかし…
睡眠薬を飲ませ男性が眠ったのを見計らい…取り返す
記者リポート：
中村容疑者らはこちらのビルの一室で男性に睡眠薬を飲ませたとみられるということです
中村容疑者らは睡眠薬を飲ませた後に店を移動、男性が眠ったのを見計らい、腕時計を取り返した。
男性が時計を失くしたかのように装い、「あれは普通の時計ではない。おろせる金は全部おろせ」などと脅し、弁償金として100万円をだまし取った。
中村容疑者らはこの他にも、女性に「1500万円が入っている」と言って鞄を預けた後に、現金およそ900万円を騙し取った疑いですでに逮捕・起訴されている。
警察は認否を明らかにしておらず余罪も含めて捜査している。
（関西テレビ「newsランナー」5月18日放送）
