むっちりした肌の質感から「ちぎりパン」にたとえて呼ばれることも多い赤ちゃんの手足。

赤ちゃんの時期にしか見られない“癒し系”な姿だが、とある赤ちゃんはなぜか「なかなかちぎりパンにならない」のだそう。その驚きの理由が、Twitterに投稿されている。

赤ちゃんの“ぷにぷに”な腕はまるで「ちぎりパン」?(画像はイメージ)
赤ちゃんの“ぷにぷに”な腕はまるで「ちぎりパン」?(画像はイメージ)
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投稿したのは、Twitterユーザーのけばぶ(@torisutaaa)さん。写真に写っているのは、けばぶさんの生後5カ月(撮影当時)の息子さんなのだが…

なかなかちぎりパンにならないと思ったら原因これだわ。目を離すとすぐ筋トレする意識高い系。しかも今朝から片足腕立てとかめっちゃ鍛えるやーん。

マットにうつぶせの状態で、両肘から手首までをつき、足はつま先だけマットにつけた、いわゆる体幹トレーニングの「プランク」の姿勢をしているのだ。さらによく見ると、右足は左足のかかとの上にのせて“片足腕立て”のような状態になっている。

以前からけばぶさんは、息子さんの手足が“ちぎりパン”状態にならず、スラリとしていることに気付いていたそう。実際に他の写真を見てみると、確かに足はキュッと引き締まっているように見える。

スマートな足の息子さん
スマートな足の息子さん

けばぶさんが写真を撮る間も、かなりキツそうな体勢を保っていたという。

確かに、毎日こんな“筋トレ”をしていたとしたら、スラリとした体型を保っていてもおかしくない。息子さんの写真には「普通にスゴすぎて、びっくりです」「めっちゃ意識高い系です!!」「将来が楽しみですね!」などのコメントが寄せられ、32万4000件を超える「いいね」がつくなど、注目されている(5月24日現在)。

息子さんは普段から“筋トレ”に励んでいるのだろうか?驚きの姿を目撃したお母さんに、お話を聞いてみた。

母「今日も頑張ってるねぇ!」

――息子さんはどんな子?

10月生まれ(筋トレ写真は5カ月28日時点のもの)、音楽を聴くことが好きです。民謡・Jポップ・インドミュージックなど、私が好きな曲を流しているのですが、それで泣き止んだりニコニコしたりしています。童謡は好まないか、無反応です。布絵本やガラガラ等、音のするおもちゃ、ポリ袋も好きです。

細い紐状のものにも興味があります(充電コードやスマホのストラップ、髪の毛等をよく掴んでるのでやめさせています)。チャームポイントは笑顔(おしゃぶりをしながらの微笑、口を大きく開けてくしゃっと笑ったときの顔)です。

初節句の記念写真でご機嫌な息子さん
初節句の記念写真でご機嫌な息子さん

――写真を撮影した時の様子について…

いつも通り腕立てのようなことしてるなぁと思って眺めていたら、片足をあげる仕草があったので、もう一度やったら家族に見せようとカメラを構えていたところ、やってくれたので連写で収めた形です。


――“腕立て”している息子さんを見た時、どう思った?

普段からなにかしら動いてるので「もう1回やるかな?お~やった!今日も頑張ってるねぇ!」と思いました。

けばぶさんのお母さんが撮影した動画から。片足を上げて腕立て伏せ中?
けばぶさんのお母さんが撮影した動画から。片足を上げて腕立て伏せ中?

――腕立て伏せの他にも“筋トレ”は普段からよくしているの?

はい。寝そべると腕立て(のようなこと)をして、膝に座らせようとしても脇を支えられながらスクワット(のようなこと)をやってます。腕立て・スクワットのような仕草は撮影の2~3週間前、今回の片足腕立てのような仕草は、4月20日からです。

この日も遊んでいるように見えて、実はコッソリ“筋トレ”中だった?
この日も遊んでいるように見えて、実はコッソリ“筋トレ”中だった?

――大きな反響がありましたが…

とても驚いてます…些細な日常をゆるーく載せただけなのに、 こんなことってあるのかと…。コメント欄で他の可愛い赤ちゃんや同じような筋トレ赤ちゃんも見ることが出来たので嬉しくなりました。映えるような写真ではないですが、世間の皆さまに笑いと癒しをご提供出来てよかったねぇと子どもと喜んでおります。

ふとした時にやっぱり“筋トレ”している息子さん(5月24日投稿)
ふとした時にやっぱり“筋トレ”している息子さん(5月24日投稿)

バズった写真は奇跡の一枚だけど、実は子ども達はこんな面白い行動をいつもコッソリやっているんですよ、ということをお伝えしたいです。

バウンサーでも運動中?な息子さん
バウンサーでも運動中?な息子さん

普段から“筋トレ”のようなことをくり返しているという息子さん。生後7カ月になった現在も、けばぶさんが話しかけている最中に“腕立て伏せ”を始めるなど、変わらず励んでいるそうだ。

心に少し余裕を持てば子“奇跡の一瞬”をキャッチ

また、けばぶさんは今回息子さんの写真が“バズった”ことで、「心に余裕を持つこと」の大切さについて考えたそう。

「心に少し余裕を持つことができれば子ども達の“奇跡の一瞬”をキャッチできることが増えるかもしれないし、イライラが減って自分の子どもをよりかわいく感じることができるようになるかもしれません。日々忙しい中での育児はとても大変だと思いますが、周りに力になりたい・なってくれるという方はたくさんいます。どうか、無理はしないで育児を楽しんでほしいです」と話してくれた。

お母さんが激写した、赤ちゃんの驚きの一瞬。これからも“筋トレ”に励みつつ元気に、そしてたくましく成長していってほしい。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。