漢字練習を“最小のコスト”で終わらせたい?小学3年生の発明品が、X(旧Twitter)で話題になっている。

漢字がとにかく嫌いなムスッコ
書く量を半減できる装置を発明してた

やけに静かに素直に書いてるな...と思ったんだ

このようなコメントと共に投稿されたのは1枚の写真。

父親のオフペン(@officepenguintw)さんが自宅の作業部屋で仕事をしていると、学校から帰宅した小学3年生の息子さんが入ってきた。

息子さんは、帰ってきたらまず宿題を終わらせることになっている。しかし、いつもは宿題が嫌で嫌で、特に漢字となると全身で苦しみのオーラを漂わせているのだそう。

ところが、この日の息子さんはとっても静か。ノートを開いて宿題に取り組んでいたのだが、「何かある…」と気づいたオフペンさんが、息子さんの手元をのぞいてみると…。

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漢字練習をする息子さんの手には、“発明品”が握られていたのだ!

消しゴムの側面を2本の鉛筆ではさむようにテープでくっつけられたこの装置は、名付けて「えんぴつダブルくん」(息子さん談)。

これさえあれば、練習帳のマスの上下に2文字、1回で漢字を書くことができるというわけだ。

ユーザーからは「さては天才だな?」「まさに手の込んだ手抜き」「人はめんどくさがりだから進化する……瞬間を目撃しました」などのコメントが寄せられ、10万件を超える「いいね」がついている(10月8日現在)。

“発明品”は先生や友達も黙認?

なるほど…、この装置があれば嫌いな漢字を書く回数が減って宿題がラクチンかも?

まずはオフペンさんを通して、息子さんに開発のきっかけや特に嫌いな1文字を聞いてみた。

絵付け体験中の息子さん
絵付け体験中の息子さん

――どうして「えんぴつダブルくん」を作ったの?

漢字が苦手で、これがあれば1回で二つ書けるからです。出口の「出」がうまく書けます。


――漢字の練習はラクになった?

ラクになったけど、文字が変になります。うまく書けていない感じ。学校でも使っているし、漢字の宿題でも使っています。

悲しそうな「悲」
悲しそうな「悲」

――作るのにかかった時間は?

5分ちょっとです。消しゴムの大きさや、消しゴムと鉛筆をテープでくっつける角度に気をつけました。


――学校の先生にはバレていない?

授業でも使っていたのでもうバレていますが、叱られてはいません。友だちは「へー」と言っていました。