立憲民主党の蓮舫参院議員は5月10日、党の会合で泉代表に対し「一番変わらないといけないのは代表の認識だ」と直接注文をつけたことを明らかにした。
4月の衆参補欠選挙で擁立、支援した選挙区で全敗したことを受けて開かれた会合には、立憲民主党に所属する衆参の議員約100人が参加し、約2時間半意見交換を行った。
会合の冒頭、泉代表は「あと一歩だったが負けてしまったことは克服すべき課題だ」と補選を振り返った。

参加者によると、一部の議員からは「僅差は関係なく負けであって、執行部の結果に対する悔しさが見えない」との声があがったという。
また、会合終了後、蓮舫議員は記者団に対し、泉代表に「一番変わらないといけないのは代表の認識だ」と直接注文したことを明かした。
その上で、蓮舫氏は「代表には何をやりたいか、何を発信したいか、考えてほしい」と指摘し、これに対して泉代表は「家に帰ってよく考える」と応じたという。