岐阜県養老町の「ヨーローヒョウタン工房」は、瓢箪を使ったアート体験ができる施設です。
町のシンボルは“瓢箪” 親孝行の逸話が全国に広まり…
養老町は瓢箪が町のシンボル。町章のデザインに取り入れられていたり、養老鉄道の養老駅の看板も瓢箪文字になっていたりします。
この記事の画像(9枚)その養老町にある「ヨーローヒョウタン工房」では、瓢箪を使った体験教室を開いています。
長さ10センチほどの瓢箪を使うミニランプ作りは、小学生以上が参加できます。
ひょうたんミニランプ作り 1人2500円 所要時間:90分~120分
店主の竹内蘭さん:
まず全体に色柄を塗っていただいて、乾かしてから穴開けとか切り込みをして、ランプに仕上げるっていう形なので
瓢箪は表面が滑らかで絵の具を塗り易く、軽く柔らかいため、作品作りに向いているといいます。
なぜ養老町は瓢箪がシンボルなのかと言うと…。
竹内蘭さん:
その昔、親孝行の養老の子が山の中で滝を見つけたんですけれども、その水を腰につけていた瓢箪にくんで持ち帰ったところ、お酒に変わっていたっていう。それを飲んだお父さんが元気になってっていう、親孝行話が全国的に広まったりっていうこともあって、それで町のシンボルとして瓢箪っていうのが長く栽培されて愛されてきたんです
ミニランプは、1時間半から2時間ほどで完成。
竹内蘭さん:
プラスチック製品を減らそうみたいなところもあるので、改めてこういう天然素材で遊ぶ良さみたいなのが見直されるといいなと思っているんですけど
でき上がったミニランプは、温かみを感じさせるものになりました。
2023年2月7日放送
(東海テレビ)