気を失った運転手の代わりに、13歳少年がとっさの判断でバスを停車させ、乗客66人を救った。

26日、アメリカ・ミシガン州をスクールバスが走っていた。

運転手の女性が帽子で顔をあおぎ、無線を手に取った。

運転手の女性:
めまいがするので、車を止めます。

運転手の女性は気分が悪くなり、バスを止めることを無線で伝えた。

シフトレバーを操作しハンドルを握るが、徐々に手が離れ、気を失ってしまった。
13歳の少年がバスを止める
運転手の意識がないまま、進み続けるバス。

すると、その時、13歳の少年が後ろからやってきた。

少年はハンドルを握り、ブレーキを踏んだ。

13歳の少年:
誰か救急車呼んで!今すぐ!

バスは対向車線にはみ出そうとしていたが、事故を起こすことなく停車した。

この時、バスには66人が乗車していた。

とっさの判断でバスを救った少年を、現地のメディアは「リトルヒーロー」と称賛している。
(「イット!」 5月1日放送より)