防犯カメラに映った、夜空を流れる大きな光の球。“火球”です。

岡山市・北区で撮影された、民家の上を流れる大きな“火球”(4月28日)
岡山市・北区で撮影された、民家の上を流れる大きな“火球”(4月28日)
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続くように、さらに2つの光が流れ落ちます。

続くように2つの光が
続くように2つの光が

4月28日午後9時15分頃から、大阪や徳島、岡山、広島など西日本の各地で、強い光を放つ火球が落下する様子が相次いで目撃されました。

岡山県内で火球を撮影したという人は…。

上部の月と同じくらい強い光を放つ“火球”(画像赤丸) 4月28日撮影
上部の月と同じくらい強い光を放つ“火球”(画像赤丸) 4月28日撮影

撮影者:
今回、ちょうど半月が近くにあったんですけど、比較するものがあるので「明るいな」という感じはしたんですけど。

映像を見ると、確かにその光は月と同じぐらいの明るさで光っているようにも見えます。

撮影者によると4月22日に2回。さらに同月27日、そして28日と1週間ほどで火球を4回撮影できたといいます。

西日本各地で多くの火球が目撃された理由について、専門家は以下のように推察します。

岡山市で4月28日に撮影された火球
岡山市で4月28日に撮影された火球

神奈川・平塚市博物館 藤井大地学芸員:
「散在流星(宇宙に散らばっている粒)」だったと思います。「こと座流星群」が4月22日~23日にかけてピークを迎えましたので、こと座流星群の火球も含まれているかもしれません。

岡山県内で4月27日に撮影された火球
岡山県内で4月27日に撮影された火球

さらに、今回のゴールデンウィーク期間中にも“不思議な流星群”が見られるチャンスがあるといいます。

【資料】地平線から昇っていくように流れる「みずがめ座η(エータ)流星群」
【資料】地平線から昇っていくように流れる「みずがめ座η(エータ)流星群」

神奈川・平塚市博物館 藤井大地学芸員:
GWの終わりぐらいに毎年やってくる「みずがめ座η(エータ)流星群」という流れ星があります。5月6日の明け方にピークを迎えるんですが、地平線から流れ星が昇ってくるように流れる特徴があります。

「めざまし8」に出演したモデルの長谷川ミラさんは、GW中に見られるかもしれない「流れ星」について期待を膨らませます。

長谷川ミラ:
流れ星見たことないので。映像の“火球”、勢いすごいですね。すごく見えやすくて。GW中…6日前後ですね?見えるかもしれない…見たい!

皆さんもゴールデンウィークの“締め”は、夜空を見上げて「流れ星」を探してみてはいかがでしょうか?

(めざまし8「NewsTag」より 5月1日放送)