高齢者の顧客が多い百貨店の対応にも、変化が出てきている
高齢者の顧客が多い百貨店の対応にも、変化が出てきている
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ゴールデンウィーク明けの5月8日に、新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に移行することが、正式に決まった。

松屋銀座(2023年3月)
松屋銀座(2023年3月)

5類への移行を前に、高齢の客が多く、従業員のマスクを外すことに慎重だった百貨店業界にも、変化が生じている。

2023年3月は、従業員は皆マスクをつけていたが…
2023年3月は、従業員は皆マスクをつけていたが…

大手百貨店の松屋は、現在着用している従業員のマスクについて、5月8日からは従業員個人の判断に委ねる方針を固めた。

今後は、従業員のマスクも個人の判断とするという松屋
今後は、従業員のマスクも個人の判断とするという松屋

アクリル板も、一部を除いて撤去するとしている。

当面、従業員のマスク着用を続ける方針の高島屋
当面、従業員のマスク着用を続ける方針の高島屋

一方、高島屋は、従業員のマスク着用は当面継続する方針。

高島屋は、5月8日以降、飛沫パネルや体温センサーを撤去(画像はコロナ禍の2021年・日本橋高島屋)
高島屋は、5月8日以降、飛沫パネルや体温センサーを撤去(画像はコロナ禍の2021年・日本橋高島屋)

飛沫防止のパネルや、入り口などに設置された体温センサーは、5月8日以降撤去するという。

高島屋は、従業員のマスク着用を当面、継続する方針(画像はコロナ禍の2021年・日本橋高島屋)
高島屋は、従業員のマスク着用を当面、継続する方針(画像はコロナ禍の2021年・日本橋高島屋)

マスク着用の継続について、高島屋は「安心して買い物をしてもらうため」としている。

高島屋は、従業員のマスク着用を当面、継続する方針(画像はコロナ禍の2021年・日本橋高島屋)
高島屋は、従業員のマスク着用を当面、継続する方針(画像はコロナ禍の2021年・日本橋高島屋)

(「Live News days」4月27日放送より)

経済部
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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