東京・文京区で、愛犬と散歩しながら特殊詐欺を防止を呼びかける「ワンワンパトロール」が行われた。

23日、動物愛護協会の会員が愛犬13頭とともに町をパトロールして回り、特殊詐欺に注意するよう市民に呼びかけた。

警視庁によると、2023年に入ってから3月までの都内での特殊詐欺の被害件数は730件で、前の年の同じ期間より107件多く、被害額は約17億8000万円に上っている。

大塚警察署の前川雅信署長は「最近はパソコンがウイルスに感染したと嘘をついて金をだまし取る『サポート詐欺』も増えているので注意してほしい」と語った。