日本で約3年ぶりに部分日食が観測された。また、世界各地でもさまざまなタイプの日食が観測されている。

20日午後2時ごろ、沖縄県宮古島では、月によって太陽の一部が隠れる“部分日食”が観測された。映像には、太陽が左下から少しずつ欠けていく様子が映っている。

その日、沖縄県宮古島のビーチでは、日食を見ようとする観光客の姿があった。

観光客:
貴重なものを見られた。

鹿児島市にある鹿児島テレビの屋上でも、“部分日食”が撮影された。日本で見られたのは、約3年ぶりとなった。

インドネシアでも“部分日食”が観測され、太陽が三日月のような形になった。


一方、オーストラリアでは、太陽が完全に隠れる“皆既日食”と、月の影から太陽がはみ出して指輪のように見える“金環日食”の両方が見られた。

いわゆる、“ハイブリッド日食”と言われている日食だ。
宇宙から見た日食
さらに、日食は地上だけでなく宇宙からも撮影された。

オーストラリアの気象局が公開した衛星画像にも、宇宙から見た日食が写っていた。

衛生画像には、月が地球の上に落とす大きな影が、オーストラリア大陸の上を横切る様子が写っている。

各地で見られた天体ショー。次に日本で日食が見られるのは、7年後の2030年6月だという。
(「イット!」 4月21日放送より)
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