5月8日ビルの名称が公開された、地上18階地下2階建ての複合ビル「ココノススキノ」。交差点側には、北海道最大となる巨大なデジタル看板が設置される。

この記事の画像(12枚)

担当者も新たなランドマークとして盛り上げたいと話す。

東急不動産 都市事業ユニット・神川裕貴さん:
「すすきのといえばニッカの看板」というところが皆さんイメージがある所。ニッカさんと一緒にこの駅前道路を挟んで街の玄関口として、一緒に街全体を盛り上げていきたい

2階と3階にはすすきの交差点を一望できる屋外広場「ココノテラス」が誕生するなど、ビルの詳しい情報も明らかに。

東急不動産 都市事業ユニット・神川裕貴さん:
融雪の設備を設けておりますので、冬場でもご利用いただける。雪まつり、アイスワールド含めて地域との連携といったところも、今後検討していきたい

3階と4階の飲食エリアは、家族連れが楽しめるだけでなく「すすきの」という場所を意識して、深夜まで利用されることを想定している。

東急不動産 都市事業ユニット・神川裕貴さん:
基本的には午前10時から午後9時というのをベースにしながら、飲食店では、遅いところでいうと終電前ぐらいまでの営業といったことも検討している

このビルでは飲食フロア以外にも、ホテルのレストランなどでお酒を楽しむことができる。

先日札幌市では飲酒をめぐって事件が起きたばかり。安全対策はどうするのだろうか?

東急不動産 都市事業ユニット・神川裕貴さん:
設備として当然防犯カメラを用いた抑止力ということもありますし、警備の人の巡回といったことも含めて予定をしている。施設の安全安心を通じて街全体の安全安心に、このすすきの玄関口から寄与ができればと考えている

ほかにも地下2階にはスーパーマーケット・ダイイチの出店を予定。

ゲームセンターに映画館、ホテルまで兼ね備えた複合施設。

東急不動産 都市事業ユニット・神川裕貴さん:
これまで、あまりすすきの街に訪れることなかったファミリーの方にも訪れていただけるような施設ということを目指している。小さなお子様でも呼びやすいような名前を設定しておりますので”ココノ”と呼んでいただければと思っておりますし、過去の”ロビ地下”のように愛着を持ってお客の呼びやすい愛嬌のある名前を付けていただければという風に考えている

昼も夜も眠らない札幌の新しい遊び場「ココノススキノ」。幅広い世代が楽しめる空間になりそうだ。

ココノススキノ以外にも、札幌市中心部では様々な再開発が進んでいる。ますます街が変わっていきそうだ。

(北海道文化放送)

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。