警察官が通報元と違う家を訪れ、住民男性を射殺する事件が起きた。

警察官:
警察だ。

事件が起きたのは、5日、アメリカ・ニューメキシコ州の住宅。“家庭内暴力”の通報を受け、警察官が駆けつけた。

警察のボディカメラの映像では、住宅から人が出てくる気配がした瞬間…。

警察官の声とともに、いくつもの銃声が聞こえる。
警察官:
Hey!Hands up!(おい!手を挙げろ!)

住宅から出てきた男性の手には銃。警察官はその男性を射殺した。

警察は現場にいた警察官3人のボディーカメラの映像を公開し、調査を開始した。

その理由は、警察官たちが間違った家に駆けつけていたからだ。
家が違うことに気付いていた
しかも、発砲直前には無線でこんな話をしていた。

警察官:
住所は4308なのか?5308なのか?

無線:
5308のバレービューアベニューだ。

警察官:
間違ってるじゃないか。ハハハ。

家が間違っていることに気づいていたにも関わらず、男性は射殺された。

しかも、男性の妻が異変に気がつき発砲したため、警察官は妻にも発砲した。

警察署長は、「この悲劇が起こったことを残念に思っている」とコメントしている。
(「イット!」 4月18日放送より)